新潟|松之山温泉 凌雲閣

新潟|松之山温泉 凌雲閣

新潟|松之山温泉 凌雲閣

現在の状況

松之山温泉は新潟県と長野県の県境にある、宿が9軒の小さな温泉地です。日本三大薬湯の1つとして江戸時代に発行された温泉番付にも名前が載る昔から効能高い温泉を目当てに県内外からお客様がいらっしゃいます。当館は昭和13年に開業をし松之山温泉のなかでは歴史の浅い宿ではありますが建築当時の木造三階建ての本館がご好評をいただいている客室17室の小さな宿です。豪雪地帯にある松之山温泉ではございますが今年は100年に一度の小雪で、早めの春の訪れになり喜んでいた矢先に新型コロナウイルが流行し始め、あっという間に緊急事態宣言が全国に拡大される事態となってしまいました。イベントの自粛や中止で3月から予約のキャンセルが多くなり、感染が急拡大した4月はご予約が昨年の2割にも満たない状況となっております。最初のうちはテレワークなどで集客を考えた時期もありましたが、今となっては感染が拡大しないことが最も重要であり、当館も旅館の営業がお客様のみならずスタッフや地域住民の皆様にも感染が広がるリスクを考えると、続けていく事が果たして良い事なのだろうかと葛藤をする日々を過ごしています。

 

サポーターさまへのメッセージ

全国には私共のような小さな温泉地、中には宿が1軒の温泉地がたくさんございます。今回の事態が収束した後、もしかすると人知れず無くなっている宿・温泉地があるかもしれません。先の見えない長いトンネルの中にいるような現状で、トンネルを抜けたあと私たちの旅館は残っているのだろうかという不安のなか、お声がけいただいたお客様の顔を思い出しながら出来ることは何でもやろうと必死でもがいています。
「旅は道連れ世は情け」、日本文化に欠かせない温泉文化を絶やさぬためにも行政や金融機関、そしてなにより温泉旅館を愛してくださる皆様のご支援が必要です。
緊急事態宣言が全国に拡大した今、まずは皆様ご自身や大切な人の安全を守るために行動していただきたく存じます。そして安心して旅が楽しめる日々が戻ってきたときの為に、我々のような宿の取り組みにお力添えを頂ければ幸いです。

 

ここからは「松之山温泉凌雲閣」もメンバーの松之山温泉合同会社まんまからのメッセージです。お時間がございましたらご一読下さい。
↓ ↓ ↓
「ないものねだりはしない!」
を合言葉に松之山温泉合同会社まんま(基本的には小さな旅行会社)が設立したのが今から12年前です。旅館や土産店、一般住民、そして建設会社の経営者16人で、自分たちの生まれ故郷である温泉地を盛り上げるようとタッグを組んで奮闘している地域活性化会社です。
本来ここにあるべき物、ここならではの生活スタイルや体験を「そのまんま」感じていだけるよう、地元住民や農家さんで構成される里山ガイドと一緒に着地型旅行商品(松之山を楽しむオプショナルツアー)を企画、販売しています。
http://manma.be/experience-plan/

「こんな時だからこそ、もっとみんなで頑張ろう!」
コロナ禍の中16人の思いはやっぱり一つでした。今できる事、今しかできない事を着実にやろう。それもそのはず、松之山温泉合同会社まんまの設立のきっかけは、中越地震から端を発した度重なる地震や風水害、豪雪災害からの復旧復興のタイミングでした。
一人ではくじけそうな事も、みんなで助け合って頑張れば、今回だって乗り越えられると感じたのは皆同じでした。

「地域の力で純国産のエネルギー自給!」
今秋からは98℃で自噴する高温泉の蒸気と温度を活用して、バイナリー地熱発電に取り組む事業が予定されています。
上記の理念を掲げる、東京にあるGDI㈱地熱開発と共同事業で再生可能エネルギー普及による発電事業に着手し、大切な温泉を有効に、エコフレンドリーな活用を目指します。

「おかげ様とご縁」
全ては、松之山温泉を訪れてくれた皆様と、松之山の湯を愛してやまないファンの皆様のとの、ご縁と、おかげと感謝いたします。松之山の物語は過去から未来まで、まだまだ続くはずです。いや、かじりついてでも続けていくのが私たちの使命だと思っています。
そんな物語を紡ぐアーカイブサイト「松之山ストーリーズ」を是非ともご覧になってくだされば幸いです。。

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「鄙びた温泉の協働」
草津、有馬にならび日本三大薬湯の一つに数えられている松之山温泉ですが、有名温泉地とはかけ離れた鄙びた温泉です。
こんな時だからこそ、今まで以上に旅館同志、住民同士が手を取り合って、地域協働の精神をもって進んでいきたいと思っています。

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33 Comments
  1. 趣のある建物、いい温泉、暖かいもてなし、本当にいいお宿です。
    いま、本当に厳しい状況かと思いますが、ぜひ、頑張ってください。

  2. 緊急事態宣言は解除されましたが、旅を楽しめるようになるには、まだしばらくかかりそうです。それでも、必ずその日はやってきますよね。
    ホタルが見れる時期に間に合うかどうかはわからないですが、また伺える日を楽しみにしています。皆様もどうぞ安全にお過ごしください。

  3. 初めて宿泊した1984年以来、毎年凌雲閣に宿泊させていただいています。女将をはじめ皆さんが温かく迎えてくれます。自然豊かな食材を使った料理や地酒を楽しめ、温泉もとても良いです。部屋も宮大工が手がけ風情が感じられてとても落ち着きます。里山散策では美人林・大厳寺高原・棚田・野鳥・ホタルなど四季折々の自然、森の学校キョロロ等の施設、冬はスキ-楽しめてシ-ズンを通じて楽しめるので毎年気軽な感じで、ちょっと遊びに行く感覚で行きます。木造3階建ての風情ある宿であり、いつまでも残していただきたい宿です。

  4. 何よりも温泉を大事にしている素晴らしい宿として、ずっと記憶しておりました。また、一部屋一部屋大工さんが丁寧に仕上げ、全て違った趣向になっているとお聞きし、いつか必ず泊まりたいと決めていた宿です。

    近いうちに私の永年の夢を叶えられるよう、旅館を守ってください。

  5. 泊めていただいたのはもう何年も前ですが、雪景色の素晴らしさ、スタッフの方の対応の良さが印象に残っています。次は春か秋に、松之山を巡るツアーにも参加したいと思っていました。コロナが終息したら必ず伺いますので、なんとか頑張ってください。応援しています❗️

  6. いつもお世話になっております。落ち着く自然と宿、おいしい料理とお酒、しみわたる温泉、素敵な方々、早くいつもの日常に戻れるよう応援させていただきます。

  7. 宿泊の際にはいつも笑顔でお迎えいただき、ありがとうございます。
    微力ながら、ご協力させていただきます。
    女将・若旦那・若女将・スタッフ・仲居の皆さんを応援していますよ!
    何とかこの難局を乗り切りましょう!

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