お客さんを笑顔で迎えられない温泉旅館の皆さん、大好きな温泉に行けない温泉好きの皆さん、お見舞い申し上げます。
新型コロナウイルスという「出口の見えない見えざる敵」との戦いの中、放送と執筆で「温泉や食を伝える」を生業とする自分にできることは無いだろうか？を模索していましたが、丹羽さんの主宰する「種プロジェクト」をご紹介いただき、この素晴らしい活動のお手伝いを願い出ました。私にできることは「種プロジェクト」との連動と拡散だと確信し、より多くの人々に呼びかけて参ります。

非常事態宣言、三密の無い生活は辛くて、大変ですよね。言葉にするのも、文字にするのも簡単ですけれど、現実は甘くありません。こんな時でも人混みに向かって通勤する、レジで接客する皆さんに頭が下がります。この非常事態に寝る間も惜しんで患者に接する医療に従事する皆さん、ありがとうございます。私達は冷静さと寛容さでコロナ危機を乗り切りましょう。政治家諸氏は利害を超えた政治的団結でコロナ危機を乗り切ってください。

そして、大好きな「あのお宿」に、行ってみたかった「あの温泉」に、宿泊代金の一部を先払いし、応援と感謝の気持ちを伝えようじやありませんか！こんな素敵なプロジェクトに参加するチャンスは今！今しか無いのです。
新型コロナが収束したら！トヨタのコロナに乗って、大好きなあの温泉旅館の大好きな温泉に浸かり、コロナのエアコンの良く効いた部屋で、ライムをぶち込んだコロナビールを飲み干して、濃厚接触大宴会！こんな日は必ず来ます、来るのです。だから今は、感謝の気持ちを忘れず、収束までじっと我慢しましょう。

板倉あつし

一般社団法人プレスマンユニオン代表理事・医食湯源研究家